村上ROCKさんとハヤトさん見たさに行ってきましたが、すごーく良かった。
この舞台は☆・★の2チームに分かれており、それぞれ1人ずつ演出・脚本の方がいて1:1に分かれた役者さんがそれぞれのチームの演出のもと一人芝居をする訳なのです。
私が観たのは☆チーム。
脚本は宇田真実さん。出演したのは村上ROCKさん・石垣マッコイさん・伊藤若菜さん・鶴岡浩明さん・高橋逸人さん。
ほとんどの役者さんが初めてみる役者さんで全然雰囲気もわからぬまま会場。
コーラやお酒を飲むのもOKという不思議な客席でしたが、マナーは良く気になりませんでした。アリなんだね、これは。面白いー。
感想は続きに↓↓
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- 2006/06/14(水) 00:46:42|
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【心に残る場面】 *薫アリを叩きながら「オレも仕事だから仕方ない」
*あー台詞がいきなり抜けたけど、面白い話を続けてる中、晶の顔が一瞬曇るとこ。→二回目に観た時わかった。切ない。細かい。切ない。
*コッペパン取ったシーン。→ギャグから一転して一瞬にして本題に引き込ませる。圧巻。
*晶が薫の事を話すシーン→他にも3人でいるシーンや互いを気遣うシーンはとっても温かいし、同じほど残酷で切ない。
*「一回全部出しちゃわないといけない。必要なかったら、閉まっちゃえばいんだ。」→自分に言われてる気がして。根本、コンポン。
*ラリった薫と晶、誠→解離性同一障害について考えるシーン。共同体。必要なコト。失くすべきモノ。
*「あきらめんぞ、おれは。」→明仁が、セイジが望んだものはなんだったのか。私にとって(あくまでもね)物語の鍵となったシーン。
*「これは、フツウか?」→その前の卑怯さも圧巻だけれど、このときの切なる目程後々悲しくなるものはない。薫の求めていたもの。
*薫泣き叫び、北島宥める→楽日は位置が違った。その後の晶と誠のシーンに対照してるようですごく良かった。「俺を一番としてくれないのか」これまた気付かされる一言。自分に返る。この後にも繋がって悲しい。
*北島が絵を見て恍惚する。→ゾクッとする。自然に怖い。作らない怖さ。異常。
*絵と向かい合った薫→コントラストが素晴らしくて印象的。キリスト。ヤコブ。
*誠の肩に手を置く北島→後姿で全部わかる。ハッと気付く。
*愛を求める薫→何故、こんな表情できるんだろう、演技でも。
*原稿を読む→めぐさんの朗読の上手さといったら!プロの中でもあまりいらっしゃらないのではないでしょか?ただ棒立ちで読み込んでいくだけなのになぜ、こうも情景が浮かぶのだろう。なんといっても描写が正確。解離性の本を思い出した。“赤”の使い方も引き込まれた。
*「わかりたいけどわからないんだ」→薫の存在意味。ポチの話を思い出す。救いはあるのか。ないってなんだ。
*「オレ、バカだから。男だから。そういう役回りだから。」→どうしようもなく悲しかった。でも、何故か救われた気がした。
【ナイスシーン】*縦ジワ。→ハムさんの顔グッド!
*誠が晶に抱きしめられて悶絶する時の誠の手。→マニアックから始めます。)
*カッターを投げるシーン→一回目の観劇では薫が無理やり刺さりに行ってて、その無理さに爆笑。二回目の時はわざわざ手に持つ。その間とつっこみ具合「…って刺さってんじゃん!ばかぁ〜」シュールです。そのシュールさが大好き。
*「ナーイスコントロール!キミの心もコントロール♪」→ハマっています。ツボです。頭から離れない、あの、想い。
*ファブリーズ。→焦るね、あれは。みずたまり出来ちゃってんだもん。びしょびしょだもの。「湿気っちゃって…そこだけ。」いい顔してます。
*北島ペン投げる。→おうおう言ってた。
*「……根本?………あぁ、あの細くて甘い」→なんなんだー何言うんだー。北島の受けの速さもツボ。
*寿司。→どこでそんな技術身につけたの?
*薫、回る。→軽い。
*ピュレグミ→江田さん、良かったね。
*おじさんのお遊戯→特に、楽日。おじさん頑張った。いや、全然尻つぼみじゃなかった。いいネタだった。
【まだ考えている場面】*解離性同一障害の人の多くは二つではなく三つ四つと人格を形成するが、そのほとんどの中には「この病気や人格について全てを知っている人物が一人いる」という共通点があるらしい。
しかしA。の中では3人とも気付いていなかった。
ストーリーを追うにあたって、それじゃないとあの伏線は成立しない。が、そのため私には最初 明仁が、その「主格」にあたる人物かとも思えた。初日のエンディングではそれもありかな?とも。
けれども違うようなので。
*北島が何故、本を書けたのか。あのストーリーは誠の心情描写まで深く描かれている。どうして北島はそれを知っているのか。“誠”を引き出すために想像で書いたのか。やはり誠の人格に北島はいるのか。
…でも、なんだかこんなのはどうでもいい。晶は誠が好きで。薫も誠が好きで。北島も誠を愛して。それがわかればこんなのどうでもいい気がしてくる。本当に素敵な素敵なお芝居だった。それで、いい。
- 2006/06/10(土) 23:02:13|
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【SKグループ第20回記念公演『再演A。』〜キミのなかのボクのこと〜】
舞台は精神病院の閉鎖病棟。頭の中で妙な音が鳴り響くという男、薫(江田由紀浩)と男嫌いで凶暴であり、カッターを常備する自虐的女、晶(小山めぐみ)の元に、ある日、誠(福村澄江)という女が入館する。誠にはここに来た理由がわからない。
混乱する誠に薫は『ここは、きちがいの人殺しが来る場所なんだ』と告げる。 誠は驚愕する――誠は記憶を失くすという病を持っていた。
さて、ここには毎週かかさず4年間(精神)病院の闇を暴くというノンフィクション作家北島明仁(すがの公)が薫への面会に訪れる。
薫は北島を“おじさん”と呼ぶ。“おじさん”は薫の話を元に彼の無実を証明し、閉鎖病棟から救おうと言うのである。
体調のすぐれない薫の代わりに晶が出た時、おじさんは晶にも「君を助けたい」と言う。
『君はまず、根本を見つめないといけない。心の奥にある物置から一回全部出してみないといけない。もし、必要ないのなら、もう一度しまっちゃえばいいんだ。』
彼の言葉に救いを見た晶。それを快く思わない薫。
『オレは誰かの一番になれないのか?オレの事を必要としてくれないのか?』彼は“おじさん”に問う。
北島はそれを宥めながら何か変わったことはないかと問う。
薫が誠の事を告げる。北島はそれまでと打って変わって薫の事など見えぬように「誠の復活」に歓喜の声をあげる。
『“誠”はずっといたんだ。ここに,ずっと。そして今,復活を遂げた。』
…誠とは誰なのか。誠と晶の異様なまでの共通点の多さ。薫の中に流れる曲。
次の週。“おじさん”の指示どおり三人が集まる。彼の書いた台本を読む。誠は自分の記憶に4年の空白があることに気付き,恐れ,北島の台本を拒む。
しかし強制的に物語は始まる。【4年前、お父さんとの話】
明らかになる“誠”の真実。小学生の時“薫君”に恋した事が幕開け。
いや、その前から始まっていたのかもしれない。
異常なまでに娘、北島誠を愛したセイジによってもたらされた悲劇。想いを踏み躙られ、暴力、そして“薫君”がくれた銀の粉の舞うオルゴールを割られ、現実に耐え切れなくなった誠は晶を生み出し、晶は全てを忘れるために薫を生んだ。
─―解離性同一性障害(多重人格)――全ては誠を救うための4年間だった。
全てを悟る誠と晶。しかし薫には理解できない。『おまえはわからないために生まれてきたんだ』北島は言う。
『オレが主役じゃないのか?』『わかってくれ、って言われてもわかりたくてもわからないんだ!』薫の残酷な存在意味。
書き直して!――憤る晶。しかし、北島は応じない。全ての鍵を開ける事を躊躇し始めた北島から台本を奪い取り“物置”から全てをさらけ出す。
そして、真実。
『あいつがオルゴールを壊した。復讐だ。そしておれはあいつをポケットのカッターで…』
心の物置は開け放たれた。“根本”を知った。
晶と薫は静かににカッターを取り出し、泣き叫ぶ誠に晶は囁く。
『大丈夫。これ夢だから』
薫も言う。『オレってバカだから。こういう役回りだから。男だから。』銀の粉の舞う中彼らは、消えた。
数年後。(数ヶ月?)閉鎖病棟の中には北島セイジ。
自分の事を明仁と言い、何故自分がここにいるのかが理解できない。
そして、そこには毎週娘の誠が訪れていて、ある日十何年ぶりに“薫君”と再開する。
“薫君”は告げる。「小学生のとき、自分も初恋でした。」
幕。
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- 2006/06/10(土) 22:59:37|
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こんにちは。歩亜です。
別館です。
お芝居の内容は長くなるのでひとまとめにしたくなりました。
いや、ただFC2使ってみたかっただけなんです。そうなんです。
しばらく更新ないと思いますが…よろしくお願い致します。
- 2006/06/10(土) 22:46:29|
- はじめに。
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